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ホームページの文章の書き方|伝わる型と問い合わせを増やす手順

公開:2026/08/06読了目安 約8分執筆:株式会社UniGain
ホームページの文章の書き方|伝わる型と問い合わせを増やす手順のイメージ

ホームページの文章は、ページごとに「誰に読ませ、読み終えたあと何をしてほしいか」を1つだけ決めてから書くと伝わる文章になります。手が止まる原因のほとんどは文才ではなく、この2つが決まっていないことです。この記事では、結論から書く4ステップの型、トップページやサービスページなどページ別の書き分け、一文の長さや段落の目安といった読みやすさの基準、問い合わせにつながらない文章の直し方までを順に解説します。

ホームページの文章は何から書き始めればいい?

書き始める前に決めるのは、読み手・伝える1つのこと・読後にしてほしい行動の3つです。サービスページなら「相見積もりを取っている総務担当者」「対応範囲と費用感」「問い合わせフォームの送信」のように、具体的な言葉まで落とし込みます。ここが曖昧なままだと、誰にでも当てはまる無難な文章になります。

読み手を決めるときは、既存のお客様から実際に受けた質問を3つ書き出す方法が早いです。問い合わせメールや電話で繰り返し聞かれることは、そのままページで先回りして答えるべき内容です。想像で作った人物像より、手元にある実際の質問のほうが精度が高くなります。

1ページに詰め込む情報は1つに絞ります。強みも料金も実績も同じページに並べると、どれも印象に残りません。伝えたいことが3つあるなら3ページに分け、それぞれのページから次に読んでほしいページへ誘導する構成にします。

伝わる文章の型|結論→理由→具体例→次の行動の4ステップ

Webの文章は結論から書きます。読者は上から順に読まず、見出しと最初の一文で読み進めるかどうかを決めるためです。「創業以来お客様第一で」のような前置きから始めると、結論にたどり着く前に離脱されます。

型は4つの順番で固定します。結論(何ができるか)、理由(なぜできるか)、具体例(実際の数字や事例)、次の行動(問い合わせ・関連ページ)の順です。この固まりを見出し1つぶんごとに繰り返します。文章力ではなく順番の問題なので、慣れれば誰でも再現できます。

たとえば「豊富な実績で高品質なサービスを提供します」という一文は、何ができるのかが読み手に伝わりません。「図面から見積書を作る作業を、3営業日から半日に短縮します」のように、対象の作業・所要時間・変化を数字で書くと、読み手は自分の場合に置き換えられます。抽象語を1つ削って数字を1つ足す、という単位で直していきます。

ページ別の書き分け|トップ・サービス・会社案内・料金・問い合わせ

同じ会社のサイトでも、ページごとに読み手の状態が違います。トップページは「何の会社か」を知りたい段階、サービスページは「自社の課題に合うか」を確かめる段階、料金ページは「予算に収まるか」を判断する段階です。段階に合わない文章を置くと、読み手は次のページへ進みません。

よくある失敗は、トップページに会社の歴史を長く書くことです。初回訪問者が知りたいのは沿革ではなく、何を頼めて、どこの誰なのかという点です。沿革や理念は会社案内ページに移し、トップページはサービスの一覧と実績、問い合わせ先に絞ると回遊が伸びます。

料金ページは、金額を出せない場合ほど書き方が問われます。「お問い合わせください」だけで終えず、見積もりが変わる条件(ページ数・機能・支給素材の有無)と、過去の価格帯の幅を示します。判断材料があれば予算の合わない相手からの問い合わせが減り、対応の手間も下がります。

ページ読み手の状態書くこと置く行動導線
トップ何の会社か知りたい事業の一言説明・サービス一覧・実績各サービスページへの誘導
サービス自社の課題に合うか確かめたい対応範囲・進め方・期間・向く相手問い合わせ/事例ページ
会社案内相手が信用できるか知りたい所在地・代表・沿革・体制問い合わせ
料金予算に収まるか判断したい価格の幅・変動条件・含まれる範囲見積もり依頼
問い合わせ送っていいか迷っている返信までの目安・入力項目・相談例送信ボタン

読みやすさの基準|一文の長さ・段落・スマホでの見え方

内容が良くても、画面が文字で埋まっていると読まれません。目安は一文60字前後、段落は3行以内、見出しは3画面に1つです。読みやすさを感覚で判断せず、この数値で機械的に直すほうが早く安定します。

確認はスマホの実機で行います。パソコンでは3行に見える段落が、スマホでは6行以上の塊になることがあります。自社サイトのスマホ比率はGoogleアナリティクスのデバイス別レポートで確認できるので、比率が高いなら原稿の完成判定もスマホ表示で行います。

漢字を開くだけでも読みやすさは変わります。「出来る」は「できる」、「下さい」は「ください」のように、補助的に使う語はひらがなにします。専門用語は初出で一言の補足を付け、社内でしか通じない略語はそのまま出しません。

問い合わせにつながらない文章のNG例と直し方

問い合わせが来ないページには共通点があります。主語が自社ばかりであること、行動導線が「お気軽にお問い合わせください」の一言だけであること、読み手が次に何をすればよいか書かれていないことの3つです。

主語は読み手に変えます。「私たちは〜を提供しています」ではなく「〜でお困りの場合は、この方法で解決できます」と書くと、読み手は自分の話として読み進めます。書き終えたあとに主語だけを拾って読み返すと、偏りがすぐ分かります。

行動導線は、送る前の不安を打ち消す情報とセットにします。相談だけでも受け付けるのか、返信までどのくらいかかるのか、見積もりだけ頼めるのか。読み手が迷う点に一文ずつ答えを書き添えるだけで、送信率は変わります。

実際の支援現場でも、原稿を書き換えただけで反応が変わる例は珍しくありません。当社ではLPの導線と原稿を一体で見直し、CV率が1.2%から2.8%に改善した例があります。ほかの取り組みは事例ページで公開しています。

文章が書けないときはどうする?AI下書きと自社の事実の組み合わせ

手が止まるときは、白紙から書こうとしないことです。会社案内・見積書・過去の提案書・問い合わせメールといった既存の資料から、そのページで使える事実を箇条書きで集めます。文章にするのはその後です。

集めた箇条書きをAIに渡して下書きを作らせる進め方は有効です。ただし数字・実績・対応範囲といった事実はAIに考えさせず、自社の資料から入れます。任せてよいのは並べ替えと言い回しの調整までで、事実の生成まで任せると気づかないうちに誤記が公開されます。

下書きができたら声に出して読みます。読点で息が続かない文は長すぎ、意味が取れない文は主語と述語がねじれています。この2点を直すだけでも、外注に頼まず公開できる水準になります。

よくある質問

Qホームページの文章は1ページどのくらいの文字数が必要ですか?

決まった正解はなく、そのページの目的を果たすのに必要な分だけ書きます。サービスページなら1,500〜3,000字が一つの目安ですが、文字数を増やすこと自体が目的ではありません。読み手の疑問に答え終わったら止める、という基準で判断してください。

Q文章はプロのライターに外注すべきですか?

事実の洗い出しは社内、整える工程は外注、という分担が費用対効果の高い形です。自社の数字や現場の具体を最もよく知っているのは社内だからです。全文を外注すると、どの会社にも当てはまる一般的な文章になりやすくなります。

QSEOを意識した文章と、読みやすい文章は両立しますか?

両立します。検索キーワードは見出しと最初の段落に自然に入れれば十分で、本文に詰め込む必要はありません。検索エンジンは読み手にとって分かりやすい内容を評価するため、迷ったら読みやすさを優先して問題ありません。