本事例は、当社(株式会社UniGain)の支援内容をもとに作成した導入モデルケースです。数値は実際の支援に基づく代表値で、特定のお客様の実話ではありません。名古屋市の地域密着型の賃貸仲介を想定し、募集図面の手入力をAI-OCRで自動化して、繁忙期の入稿遅れを解消した進め方をまとめました。
お客様の状況|名古屋市・賃貸仲介(スタッフ5名・管理戸数約600)
管理会社からFAXやPDFで届く募集図面を、スタッフが1件40〜50分かけて手入力していました。さらにSUUMOやHOME'Sなど複数ポータルへ、同じ情報を二重三重に転記する必要がありました。
1〜3月の繁忙期は入力が追いつかず、ポータル掲載が翌日以降にずれ込み、その間に他社で決まってしまう——という反響機会の逸失が課題でした。
- 募集図面の手入力に1件40〜50分
- 複数ポータルへ同じ情報を二重三重に転記
- 繁忙期は入稿が遅れ、反響機会を逸失
取り組んだこと(期間:約2か月)
AI-OCRで募集図面(PDF/FAX)から物件情報を自動抽出し、自社の管理フォーマットへ転記。抽出したデータを各ポータルの入稿フォーマットへ自動整形し、担当者は最終チェックのみを行う流れにしました。
あわせて、読み取り精度が落ちやすい手書き図面の見分け方と、転記後のダブルチェックの運用ルールを整備しました。
つまずきと対処|100%自動化を狙わなかったことが信頼につながった
古い手書き図面はOCRの精度が落ちるため、最初に「AIに任せる図面」「人が打つ図面」を仕分けるルールを決めました。
100%の自動化を狙わず、まず8割を自動化するという判断が、かえって現場の信頼を得る結果に。AI導入では、無理に全部を任せるより、確実に効く範囲から固める方が定着が早くなります。
成果
1件あたりの入力時間が大幅に短縮し、入稿が当日化。繁忙期の反響機会の逸失も減りました。
| 指標 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 1件あたり入力時間 | 40〜50分 | 約10分 |
| 入稿リードタイム | 翌日以降 | 当日 |
| 月間処理(約60件)の工数 | — | 月30時間超を削減 |
よくある質問
Qこの事例は実在の会社ですか?
本ページは、当社の支援内容をもとに作成した導入モデルケースです。数値は実際の支援に基づく代表値で、特定の会社の実話として公開しているものではありません。実際のご相談では、貴社の図面の形式や業務フローに合わせてご提案します。
Q手書きの古い図面もAIで読み取れますか?
鮮明なものは読み取れますが、かすれや独特の書式があると精度が落ちます。そのため「AIに任せる図面」と「人が入力する図面」を仕分けるルールづくりが重要です。100%ではなく、確実に効く8割から自動化するのが現実的で、効果も出やすくなります。
UniGain