MEO対策を業者に頼む費用の相場は、月額固定型で月1万〜5万円、成果報酬型で上位表示の日だけ日額500〜2,000円、初期構築だけの払い切り型で3万〜10万円です(2026年時点の各社公開情報)。ただし月額だけで比べると、成果報酬の積み上がりや最低契約期間の縛りで損をします。この記事では作業項目ごとの内訳、12か月総額での比べ方、元が取れる来店数の計算、見積書で確認する項目までを順に整理します。
MEO対策の費用相場は?料金体系別に月1万〜5万円が中心
MEO対策とは、Googleマップ上の店舗情報(Googleビジネスプロフィール)を整えて、「地域名+業種」の検索で地図枠の上位に表示されることを目指す施策です。Googleビジネスプロフィール自体は無料で、有料版はありません。費用がかかるのは、設定や運用の作業を業者に任せる部分だけです。
2026年時点で各社が公開している料金を見ると、体系は大きく4つに分かれます。中心は月額固定型の月1万〜5万円で、クリニックや士業のように競合が強く単価の高い業種では月10万円前後の提示もあります。成果報酬型は日額500〜2,000円、払い切り型は3万〜10万円の一括、運用代行を含まないツール提供型は月5,000円〜1万円程度です。
初期費用は0〜5万円が目安で、「初期費用無料」をうたう業者も多くあります。ただし初期費用が無料の代わりに最低契約期間が12か月に設定されている例もあるため、初期費用の有無だけで安いと判断しないことが大切です。
| 料金体系 | 費用の目安 | 含まれる作業 | 向いている店舗 |
|---|---|---|---|
| 月額固定型 | 月1万〜5万円(業種により10万円前後) | 投稿・写真更新・口コミ返信・月次報告 | 運用を丸ごと任せたい店 |
| 成果報酬型 | 上位表示の日だけ日額500〜2,000円 | 指定キーワードの順位対策が中心 | 狙う検索語が1〜2個に絞れる店 |
| 払い切り型 | 3万〜10万円の一括 | 初期設定・写真整備・説明文の作成 | 運用は自社で続けられる店 |
| ツール提供型 | 月5,000円〜1万円程度 | 順位計測・投稿予約などの道具のみ | 作業は自社、計測だけ効率化したい店 |
MEO対策の費用の内訳|初期設定・投稿代行・写真撮影はいくら?
見積書の金額は、いくつかの作業の合計です。初期設定(カテゴリ・営業時間・説明文・属性の整備)は払い切りなら3万〜10万円、月額契約では初期費用0〜5万円に含まれるのが一般的です。投稿代行だけを頼む場合は月5,000円〜2万円程度が上乗せされ、写真撮影を外注すると1回1万〜5万円が別にかかります。
費用の差を生む要素は主に5つです。対策するキーワードの数、投稿や口コミ返信まで含むかという運用範囲、最低契約期間、順位計測ツールの有無、そして商圏の競合の強さです。同じ「月3万円」でも、投稿が月4回含まれるのか、順位レポートだけなのかで中身はまったく違います。
店舗数が増えると単価は下がる傾向があり、10店舗以上の契約では1店舗あたりの月額を下げる業者もあります。逆に1店舗だけの契約で月5万円を超える見積もりが出た場合は、写真撮影やホームページの修正など、MEO以外の作業が含まれていないかを確認してください。
同じ作業でも、どこに頼むかで金額は変わります。広告代理店やホームページ制作会社の窓口から申し込むと、実際の運用は別のMEO業者が担い、紹介の手数料が月額に上乗せされていることがあります。見積もりの段階で「作業は御社の社内で行うか」「担当者に直接連絡できるか」を聞くと、費用の中身と連絡の速さが分かります。
- 初期設定:払い切り3万〜10万円、または初期費用0〜5万円に含む
- 投稿代行のみ:月5,000円〜2万円程度
- 写真撮影:1回1万〜5万円
- 口コミ返信代行:月額固定型の運用範囲に含まれることが多い
- 多店舗:10店舗以上で1店舗あたりの単価が下がる例がある
成果報酬型は本当に安い?12か月の総額で比べる計算例
成果報酬型の月額は「日額×上位表示の日数×キーワード数」で決まります。日額1,000円の契約で3つのキーワードが月25日上位に入ると、1,000円×25日×3語で月7万5,000円、12か月で90万円です。順位が出るほど支払いが増えるため、月額固定型より高くなることは珍しくありません。契約前に月の上限額を設けられるかを確認してください。
月額固定型どうしも、月額ではなく総額で比べます。A社が初期費用0円・月4万円、B社が初期費用5万円・月3万円なら、12か月の総額はA社48万円、B社41万円で、初期費用のあるB社の方が7万円安くなります。最低契約期間が12か月なら、途中で効果がなくても総額を払う前提で比べるのが安全です。
実際の支援現場でよくあるのは、「初期費用無料」に惹かれて契約したものの、最低契約期間と自動更新の条件を読み落とし、やめたい時期に違約金や契約延長が発生していたケースです。見積もりを並べるときは、月額・初期費用・最低契約期間・更新条件・解約の申し出期限の5つを同じ表に書き出してから判断してください。
その費用は回収できる?元が取れる来店数の計算方法
費用が妥当かどうかは、来店1件あたりの粗利から逆算すると判断できます。客単価3,000円・粗利率65%の飲食店なら、来店1件の粗利は1,950円です。月3万円の契約なら、3万円÷1,950円で約16件、MEO経由の来店が月16件増えれば元が取れる計算になります。客単価が高い美容室や整骨院では、必要な件数はさらに少なくなります。
答え合わせには、Googleビジネスプロフィールのパフォーマンス画面を使います。通話・ルート検索・ウェブサイトのクリックの3つの件数を、契約前の3か月分と契約後で比べてください。順位が上がっても通話とルート検索が増えていなければ、来店にはつながっていません。順位の表だけを報告する業者には、この3指標の推移を月次で出してもらうよう依頼しましょう。
自社運用のコストも同じ物差しで測れます。投稿と口コミ返信に月4時間かかり、担当者の時給が1,500円なら、実質コストは月6,000円です。外注費との差額と、空いた時間で何ができるかを比べると、外注すべきかどうかが数字で見えてきます。
見積書で確認する7項目|相場より極端に安い業者の注意点
相場より極端に安い業者や、「必ず3位以内に入れます」と保証する業者には注意が必要です。Googleの順位は業者が操作できるものではありません。安さの理由が、対価付きの口コミ依頼や自作自演の口コミ投稿である場合、Googleのポリシー違反として口コミの削除やプロフィールの停止につながります。2023年10月からはステルスマーケティングが景品表示法の規制対象になり、責任を問われるのは広告主である店舗側です。
電話や訪問の営業で契約した場合も、店舗の営業のために結んだ契約は、原則として特定商取引法のクーリングオフの対象外です。消費者向けの契約と違い、署名した後に無条件で取り消すことは難しいと考えてください。その場で契約せず、下の7項目を書面で確認してから判断するのが確実です。
見落としやすいのが管理権限です。Googleビジネスプロフィールのオーナーを業者のアカウントにしてしまうと、解約時に口コミや写真ごとプロフィールを引き継げなくなるおそれがあります。オーナーは必ず自店のGoogleアカウントで持ち、業者には管理者として権限を付与する形にしてください。解約時に権限を外す手順も、契約前に確認しておくと安心です。
- 月額・初期費用・オプション費用の内訳
- 最低契約期間と自動更新の有無
- 解約の申し出期限と違約金
- 月あたりの作業内容(投稿・写真・返信の回数)
- 成果報酬の場合の対象キーワード・順位の判定方法・月の上限額
- オーナー権限が自店に残り、業者は管理者として追加されるか
- 月次報告に通話・ルート検索・サイトクリックの推移が含まれるか
名古屋・東海の店舗でMEO費用をかけるべきか|商圏別の判断
名古屋・東海の店舗では、立地によって費用をかける価値が変わります。名駅・栄のように同業が密集する場所では、地図枠の3枠を数十店が争うため、口コミの件数と更新頻度の差がつきやすく、月額固定型で運用を回す意味があります。一方、愛知・岐阜・三重の郊外のように車で来店する商圏では、駐車場や入口の写真を整える初期構築だけで足りることも多く、払い切り型や自社運用から始める方が総額を抑えられます。
判断の手がかりは、自店の検索結果です。スマートフォンで「地域名+業種」を検索し、地図枠に並ぶ3店の口コミ件数・写真枚数・最終投稿日を控えてください。3店とも口コミが数百件で投稿も続いているなら運用を外注する価値があり、情報が古い店が並ぶなら、初期構築だけで地図枠に入り込める余地があります。
当社は名古屋市中村区名駅にあり、愛知・名古屋の事業者さまには対面でも相談を受けられます。マーケティング支援(広告・SEO・SNS)は月15万円〜で、MEOだけでなくホームページの問い合わせ導線まで通して伴走します。当社が支援したホームページ改善では検索流入が1.8倍になりました。取り組みの詳細は事例ページで公開しています。業者の選び方を地域の事情から知りたい方は、愛知県のMEO対策の記事も参考にしてください。
よくある質問
QMEO対策は最低いくらから始められますか?
自社で運用すれば0円から始められます。Googleビジネスプロフィールは無料で使えるためです。業者に頼む場合は、ツール提供型で月5,000円〜1万円程度、初期設定だけの払い切り型で3万〜10万円が下限の目安です。まず基本設定を自分で整え、3か月の数字を見てから外注を検討すると無駄がありません。
Q成果報酬型と月額固定型はどちらが安いですか?
順位が出る月が多いほど、月額固定型の方が安くなりやすいです。成果報酬型は日額×上位表示日数×キーワード数で増えるため、日額1,000円・3語・月25日なら月7万5,000円になります。成果報酬型を選ぶ場合は、対象語を絞り、月の上限額を契約で決めてください。
QMEO業者と契約した後にクーリングオフできますか?
店舗の営業のために結んだ契約は、原則としてクーリングオフの対象外です。特定商取引法は主に消費者を守る法律で、事業者どうしの取引には基本的に適用されないためです。判断に迷う場合は、契約書を持って消費生活センターや弁護士に相談してください。
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