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kintoneの費用はいくら?ライセンス料から構築費用まで総額の内訳

公開:2026/10/09読了目安 約8分執筆:株式会社UniGain
kintoneの費用はいくら?ライセンス料から構築費用まで総額の内訳のイメージ

kintoneの費用は、ライセンス料が1ユーザー月額1,000円〜1,800円(税抜、最低10ユーザー)で、実際の総額はそこにプラグインと構築の外注費が加わります。この記事では、コース別の料金、10名・20名・50名の年額試算、構築を外注した場合の費用の目安、愛知・名古屋の中小企業が費用を抑える方法まで、見積もりの前に確認したい内訳を順に整理します。

kintoneのライセンス費用はいくら?|1ユーザー月額1,000円〜

kintoneの基本料金は、利用するユーザー数に月額単価をかける方式です。サイボウズ公式の料金ページ(kintone 料金)によると、1ユーザーあたりの月額はライトコースが1,000円、スタンダードコースが1,800円、ワイドコースが3,000円で、すべて税抜です。年額での契約も選べ、ライトは12,000円、スタンダードは21,600円、ワイドは36,000円となっています。

最低契約ユーザー数はライトとスタンダードが10ユーザー、ワイドが1,000ユーザーです。そのため、3名だけで使いたい場合でも10名分の料金がかかります。アプリ数の上限はライトが200個、スタンダードが1,000個です。外部サービス連携やプラグインなど拡張機能を使いたい場合はスタンダードコース以上が前提になります。

契約前に試したい場合は、スタンダードコースの30日間無料お試しが用意されています。業務アプリは作ってみないと必要な項目が見えないことが多いため、お試し期間中に実際の業務を1つ載せて、運用に必要な機能とユーザー数を確かめておくのが費用の無駄を減らす近道です。なお、料金は2026年10月時点の公式ページの掲載内容で、改定の可能性があるため契約前に最新ページを確認してください。

コース月額(1ユーザー・税抜)年額(1ユーザー・税抜)最低ユーザー数アプリ数上限
ライトコース1,000円12,000円10200個
スタンダードコース1,800円21,600円101,000個
ワイドコース3,000円36,000円1,0003,000個(相談可)

10名・20名・50名で試算|ライセンス料は年額12万円〜

公式の単価をもとに、人数別のライセンス料を計算します。ライトコースで10名なら月額10,000円、年額120,000円です。スタンダードコースで20名なら月額36,000円、年額432,000円、50名なら月額90,000円、年額1,080,000円になります。人数が増えるほど単価の差が効いてくるので、コースは全員一律でなく必要な機能から逆算します。

ここで注意したいのは、この金額はあくまでライセンス料だけだという点です。実際の支援現場でよくあるのは、年額の見積もりだけを見て予算を決め、あとからプラグイン代や設定の外注費が加わって、予算を超えてしまうケースです。最初から総額で見ておくと、社内の稟議も通しやすくなります。

ライセンス料を抑える現実的な方法は、利用者を絞ることです。閲覧だけの人まで全員分を契約せず、入力や承認を行う人に限定して始め、運用が回ってから増やします。ただし最低10ユーザーの下限があるため、10名未満で使う場合は1人あたりの実質単価が上がる点を織り込んでください。

利用人数コース月額(税抜)年額(税抜)
10名ライト10,000円120,000円
10名スタンダード18,000円216,000円
20名スタンダード36,000円432,000円
50名スタンダード90,000円1,080,000円

プラグインと構築の外注費|総額はライセンス料の何倍にもなる

ライセンス料に加わる費用の1つ目がプラグインです。導入支援会社の解説記事(Aurant Technologies「kintone total cost simulation 2026」)では、プラグインは1種あたり月3,000円〜5万円以上と幅があり、帳票出力のプリントクリエイターは3,300円〜、krewSheetは25,000円〜の例が示されています。請求書や見積書をPDFで出したい、集計表を作りたいといった要望が出るたびに追加されやすい費用です。

2つ目が構築の外注費です。同じ解説記事では、導入全体の外注費は30万円〜500万円と幅があり、単純なアプリ作成なら下限側、外部システムとのAPI連携や大規模なカスタマイズが入ると上限側に寄るとされています。いずれも導入支援会社の掲載する目安で、公式の価格ではないため、実際は複数社の見積もりで確認が必要です。

外注の料金体系は、初期構築がアプリ単位か一括か、運用支援が月額かスポットか、追加開発が時間単価か機能単価かで見積もりの形が変わります。契約時は、数か月後に自社で運用できる状態になる計画があるかを確認してください。いつまでも外注に頼る前提の契約だと、アプリが増えるたびに保守費が膨らみます。

見落としやすい3つ目の費用が、社内の担当者の工数です。kintoneは自社でアプリを作れる反面、項目の追加やアクセス権の変更、利用者からの質問対応を誰かが受け持つことになります。担当者が月に何時間をkintoneの管理に使うかを見積もり、その時間を人件費に換算して総額に含めておくと、外注するか内製するかの判断がぶれにくくなります。

愛知・名古屋でkintone導入費用を抑える方法|補助金と相談先

費用を抑える手段として、国の「デジタル化・AI導入補助金」(旧IT導入補助金)があります。2026年度の通常枠は、解説サイトの掲載では補助率が原則1/2以内、補助上限額が450万円とされています。ただし対象は、事務局に登録されたITツールを、登録されたIT導入支援事業者を通じて導入する場合に限られます。kintoneの契約や構築が対象になるかは、事前に支援事業者へ確認が必要です。

補助金は申請の時期が決まっており、採択も保証されません。公募要領で補助率や締切が変わることもあるため、必ず公式の公募要領で最新の内容を確認してください。名古屋や愛知の中小企業でも、まず見積もりの金額を固めてから、補助対象かどうかを支援事業者と詰める順番がスムーズです。

名古屋周辺でkintoneの構築や運用を相談したい場合、愛知・名古屋なら対面で業務の流れを見ながら話せるため、画面に出てこない手作業の把握がしやすくなります。kintoneで足りない部分を業務アプリとして作るか、そもそもkintoneが合うかの判断も、費用の見立てと一緒に相談できます。

kintoneの費用を見積もる手順|失敗しない5ステップ

見積もりの精度を上げるコツは、金額を聞く前に、何をkintoneに載せるかを決めることです。業務を1つに絞って最小の構成で始めると、ライセンス料も構築費も必要最小限に抑えられ、効果を確認してから広げられます。以下の手順で整理すると、複数社の見積もりを同じ条件で比較できます。

複数社の見積もりを比べるときは、総額だけでなく内訳の粒度をそろえます。ライセンス料、プラグイン代、初期構築費、運用支援費、追加開発の単価を同じ表に並べ、どの項目が含まれていないかを先に確認してください。安く見える見積もりほど、データ移行や操作説明会が別料金になっていることがあるため、含まれる作業の範囲を書面で受け取っておくと安心です。

UniGainでは、kintoneで足りない部分や独自の業務ルールが多い業務について、業務アプリ・システム開発を80万円〜でお受けしています。業務システム構築で工数60%削減・対応速度2.5倍を実現した事例もあり、内容は事例ページ(/cases)で紹介しています。kintoneと作り込みのどちらが合うかは、kintoneとスクラッチ開発の比較記事も参考にしてください。

よくある質問

Qkintoneは1人だけでも使えますか?費用はいくらですか?

1人だけの契約はできません。ライトとスタンダードは最低10ユーザーからで、ライトなら月額10,000円(税抜)が下限です。小規模で使うほど1人あたりの実質単価は上がるため、まず30日間の無料お試しで必要な人数を見極めてください。

Qkintoneの導入で、ライセンス料以外に必要な費用は何ですか?

プラグイン代と構築の外注費が主な追加費用です。プラグインは1種あたり月3,000円〜が目安で、構築の外注は要件により30万円〜500万円と幅があります。自社で作れる範囲を決め、外注は難しい部分に限ると総額を抑えられます。

Q名古屋の中小企業がkintoneの導入費を抑える方法はありますか?

国のデジタル化・AI導入補助金が使える場合があります。対象は登録されたITツールとIT導入支援事業者経由の導入に限られ、採択は保証されません。公募要領で最新の条件を確認し、申請前に支援事業者へ対象かどうかを相談してください。